自分の基準を育てる方法 — 迷わず波を選ぶ力

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Photo by Bobby Schaub

皆さんこんにちは!私は 新城 譲(しんじょう ゆずる)です。
初めてこのブログを読む方もいると思うので、簡単に自己紹介をさせてください。
かつて JPSA国内トッププロとして活動し、世界各国から選ばれた16人だけが出場できる 招待制の世界大会 Vans Joel Tudor Duct Tape Invitational にも参加しました。
そこで 世界5位 を経験し、波を選ぶ判断力の大切さを学びました。

過去のスポンサーには VANS、PIAA、RayBan、その他サーフ関連ブランド多数 などがありプロとしての活動を支えてくれました。
現在は業界最上級の品質を誇るAXXE Classic(ウェットスーツ)…他に活動サポートしていただいております。

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世界での経験からわかったのは、波に乗る技術だけでは十分ではないということ。
勝敗や上手さを左右するのは、どの波を選ぶかという判断力です。

でも安心してください。これはプロだけの話ではありません。
初心者でも、ちょっとした意識で波の見方は変わります。
立てなかった波に立てた瞬間のワクワクは、誰でも味わえます。


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1. 波を言葉にしてみる

海に立ったら、まず 波を頭の中で整理してみることから始めます。
プロでも初心者でも、ここが迷わず波に乗る第一歩です。
具体的にはこんな問いを自分に投げかけます。

  • 高さはどのくらい? → 立ち上がるタイミングを決める

  • 形はどう? → カットバックやターンができるかイメージする

  • 進行方向は? → 波に沿ってどこに滑るかイメージ・計画する

  • 速さは速め?ゆっくり? → パドル力や立ち上がるスピードを調整する

ここでポイントなのは、ただ見ているだけではなく、言葉にして頭で整理することです。
言葉にすることで、脳と体が同じ判断軸を持ち、反応がスムーズになります。

💡ポイント

  • 観察 → 言語化 → 体の反応 → 体感で理解

  • これを繰り返すだけで、迷わず波を選ぶ力が自然に育つ

  • プロも初心者も同じ方法で成長できる


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2. 小さな成功を覚える

成功も失敗もすべて経験として覚えておくことが大切です。
波に立てた瞬間はもちろん、小さくても「立てそうだった」「あと一歩だった」と感じた波も貴重な情報です。

なぜなら、その積み重ねが自分だけの「波のルール」を作るからです。
例えば:

  • 「この高さなら立ちやすい」

  • 「この形の波は曲がりやすい」

  • 「この角度でパドルすると安定する」

こうした小さな成功は、一度立てた波の感覚として体に残り、次に同じような波に出会ったとき自然に反応できるようになります。
逆に失敗も、「次はここをこう変えれば立てるかも」という判断材料に変わります。

初心者の方は、1本立てたらその感覚をしっかり覚えることだけでも十分
小さな成功を意識して積み重ねることで、波の見方や立ち方の自信が少しずつ育っていきます。


💡 ポイント

  • 小さな成功を意識して覚える → 自分だけの波のルールが自然にできる

  • 失敗も判断材料として活用 → 試行錯誤が成長に直結

  • 1本でも立てたら、「やった!」の感覚を体に刻むことが上達の鍵


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3. 見た波と体の動きを合わせる

波を見ただけで満足せず、体の動きも一緒に考えます。
パドル・立ち上がるタイミング・重心の置き方を意識すると、波に乗る確率が上がります。

 


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4. 波をよく観察する

海に入る前に最低でも数分(約5分)、波の形や進行方向、速さを観察するだけで、体が自然に反応するようになります。


5. 簡単3ステップ

波を選ぶときは、次の順番だけ意識します:

  1. 乗れそうか?

  2. どの方向に行くか?

  3. 立つタイミングは?

たったこれだけで、迷いが減ります。

立つタイミングがわからない人へのアドバイス

① まず「立つこと」よりも「見ること」を意識する

立つタイミングがわからない人の多くは、
実は 波をちゃんと見れていない ことが多いです。
(パドルに集中して前や下を見ていることがよく見受けられます)

焦ってパドルして、
なんとなく押された気がして立つ。

これだと毎回タイミングがバラバラになります。

まずは癖づけましょう。

✔ 波が来る前に数秒だけ見る
✔ 「今どの状態?」と自分に問いかける

見るだけで、成功率は変わります。

② 波の「上」と「下」を意識する

初心者にとって大事なのはここです。

波には必ず

  • 上(ピーク・盛り上がる部分)

  • 下(ボトム・落ちていく部分)

があります。

立つベストタイミングは
👉 上から下に落ち始める瞬間

まだ上り坂の途中で立つと失速します。
落ちきった後だと遅れます。

だから見るポイントはシンプル。

「今、波は上ってる?それとも落ち始めた?」

これだけでOKです。


③ 体と波をリンクさせる

見る → 判断する → 体を動かす

この流れを意識します。

  • 波が持ち上がる → パドル強める

  • 波が落ち始める → 一気に立つ

波の動きと体の動きを“合わせる”感覚が育つと
タイミングは自然と安定します。


6. 微細な変化に気づく

波は少しの違いで立てるかどうかが変わります。
最初は気づかなくても大丈夫。海に立つたびに少しずつわかるようになります。


7. 小さな判断を積み重ねる

完璧を目指す必要はありません。
1本ずつ判断を積み重ねることで、迷わず波に乗れる力が育ちます。


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もちろん、波の状況やコンディションによって
立つタイミングややり方は毎回変わります。

今日お伝えした内容は、あくまでも
**「基準を作るためのひとつの基本的な例」**です。

細かいことを言えば、波のサイズ、速さ、地形、風向きなどによって
やり方のバリエーションは本当にたくさんあります。

でも、いきなり全部を覚える必要はありません。

まずはシンプルに、
「波の上と下を見る」
「落ち始めを感じる」
など…

そこから基準を作る。

今回は、初心者の方がまず迷わないように、
できるだけわかりやすくお伝えしました。

基準ができれば、あとは海が少しずつ教えてくれます。

焦らず、一歩ずついきましょう !!

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ZLANDでの海の楽しみ方

  • 初めての人でも、波を楽しむ感覚をすぐ味わえる

  • 失敗も経験の一部。「立てた!」「できた!」の喜びを積み重ねる楽しさがある

  • 波を読む力は自然に身について、毎回の海がちょっとワクワクする時間になる

💡 今日からできること

  • 波を観察して言葉(頭の中で)にしてみる

  • 小さな成功を覚えて、自分だけの「波のルール」を作る

  • 1本でも立てたら、次の波で試してみる

海に立つたびに「なるほど、こういうことか!」という瞬間が増えていきます。
怖がらず、気軽に海に立ってみませんか?

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